
一般人がオークション会員になるためには?
現在多くの消費者が、自動車購入にかかり、新車自動車だけでなく中古自動車もその選択肢に入っています。もともと国産車は性能が高いといわれていましたが、近年の技術革新により自動車の性能がこれまで以上に上昇したため、新車自動車でなく中古自動車であっても、継続して使用するのは問題なくなったからです。そのため、新車購入時にナンバー登録だけで誰も使用していない車両である、いわゆる新古車だけではなく、比較的走行距離が多く、年式が古い車でも十分使用に耐えられるようになりました。中古自動車を購入するには、一般的に中古自動車業者で購入するのがほとんどですが、そこに希望する車種や年式のものがない場合、中古車オークションを通じて購入してもらう方法があります。中古車オークションは参加者を選ぶ非常にクローズなオークションとなっています。オークションに参加するためには、各都道府県にある公安委員会から許可される古物商の許可が必要になります。また、オークション参加者からの信頼の証である、推薦状などが複数以上必要であったり、オークション参加時に参加希望者が実店舗で中古車販売業を行っているなど、いくつかの参加条件が設けられているオークションがほとんどです。この理由として、オークション参加者やオークション出展車数が年々増加した結果、参加者の中には、盗難車や犯罪に使用された自動車を出展させるような、粗悪な者が出てくる可能性が想定されてきたためです。また、中古車オークションは毎日開催されているというわけではありません。中古車オークション会場は今では全国のいたるところに点在するようになりましたが、各オークション会場でその開催日が決まっています。ある特定の曜日を決めて毎週開催するオークションもあれば、隔週で行っているオークションもあります。概ね日曜日はオークションを実施していないところが多いです。ほとんどのオークションは実際に場所を借りて実施しているところですが、中にはインターネットTVを活用した、TVオークションを行っているオークション会場もあります。そのためいまでは、日本のどこかで毎日中古車オークションが開催されているといっても過言ではありません。決まった開催日に会場に出向くのは大変なことですが、オークション会場での滞在環境も以前と比較して大幅に向上し、過ごしやすくなったことから、長時間のオークションも対応可能となっています。