
一般人がオークション会員になるためには?
自動車を購入する場合、最近は中古自動車売買を選択する人が増えてきました。例えば大手中古自動車販売業者がテレビで大々的にCMをしたり、インターネット広告をインターネット掲示板に流したりしたことなどで、多くの人の中古自動車販売に対する認知が進んだためです。また、自動車自体の耐久性の向上や燃費の向上といった品質の向上も、中古自動車に対する購入の選択肢を考えされた1つです。日本国内で1年間に取引される中古車は約800万台近くといわれています。国産車はこれまでも、全世界的に見て耐久性があり品質も上質といわれていました。最近の技術革新で、そうした傾向がさらに進み、発展途上国では、日本の中古車でさえ高級車となりうるという状況も生まれています。中古自動車を購入する場合、まず中古車販売店に行き、希望する車種や年式があるかどうか確認するのが通常です。ただ、希望する車種や年式の中古自動車がない場合、販売業者にそうした車を探すように依頼を出すか、自力で探すかのどちらかになります。そうなった場合、中古車オークションに参加して希望する中古車を探すようになります。中古車流通の約7割から8割がオークションを経由しているといわれています。中古車オークションに参加する場合、オークション会社から多くの厳しい参加条件を満たすように言われます。1つ目は、古物商の許可をとることです。2つ目は、参加希望のオークションの会員からの招待状です。3つ目は、参加希望現在において実店舗で中古車販売業を行っているかといったことです。また、それらとは別に、入会金などの金銭も必要になります。業者として参加を希望する場合はこうした条件を満たさなければ、中古車オークションへの参加はできないことになります。一方で、個人参加として中古車オークションに参加したい場合は、上で説明した点をクリアするのは当然ですが、法人と比較して個人では信用があまりないので、法人として参加する場合よりさらに厳しい条件が課される可能性が考えられます。これは、中古車オークションは以前と比較して参加者が大幅に増加したことによる質の低下を防ぐためと考えられています。つまり、厳しい条件を課してもそれをクリアするだけの条件を持つ人であれば、その質も問題ないと考えられることになります。そのため、個人参加を希望しても条件的に困難と判断すれば、専門業者に依頼することも一つの手段と思います。